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塗装の基礎知識

外壁リフォームが必要なわけ

外壁塗装リフォームは、家を守る性能と美しさの維持のために必要な工事です。   
新築から約10年を経過した頃が一般的には外壁の塗り替え時期と言われています。
資産価値の低下・補修工事に大きな費用を必要としないうちに、リフォームが必要です。

◆外壁の性能を維持
外壁・屋根には、厳しい外部環境から住まいを守る役割があります。
外壁塗装の劣化を放置し続けると、雨漏りや腐食等が進行し住宅内部の劣化につながります。
モルタルやサイディングなどの外壁の表面は、塗装によって保護されており、この表面の塗膜は経年で劣化し、それが進むと内部まで水が浸入して、家の構造部分を傷めてしまいます。
 家の健康を守り続ける為には、外壁の性能を維持し、中に水が入らないようにしておくことが大切です。
いったん構造部分を傷めてしまうと、大きな補修費用が掛かってしまいます。そうなる前に外壁塗装リフォームをしておくのが、結局は経済的に家を維持することになるのです。   
 
◆家の外観を美しく維持
新築当時の美しさを蘇らせたり、色を変えてイメージチェンジをしたりすること で、大切な我が家に更なる愛着もわきます。

適切なリフォーム時期

住宅は新築工事が終わった段階から時間をかけて確実に劣化が進行していきますので、 塗膜の寿命にあわせて定期的に行う事が大切です。 
時期を忘れないように、我が家のカルテを作って書き留めておきましょう。
 
基本はモルタル壁の塗装は10年おき、木部や鉄部の塗装は5年おきと考えましょう。
サイディング壁は材料の寿命は20年~30年と長いのですが、つなぎ目のシーリングと呼ばれるゴム材は5年 ~10年おきに打ち直しが必要です。  
日当たりなど家の状況により、各部の劣化のスピードは一律ではありません。
窓周りに割れや膨れが起きていたり、日陰面に藻やカビが発生している場合もあります。
割れや膨れは中に水が入っていないか確認し、補修をしてから塗装リフォームを行います。 
 
また藻やカビを含め、塗装前に水洗いをしてキレイにしてから塗り直すことが大切です。
塗装リフォームでの塗料選びは、家の寿命とのバランスを考える事が重要です。
外壁用の塗料には、よく使われているウレタン系やシリコン系の他にも、耐久性が高いフッ素塗料など様々な種類があります。 高耐久なものほど値段が高いのですが、その分、先々の塗り替えの回数を減らせます。   
 
【塗料の種類は沢山ありますが、その性能を発揮させるには施工技術も必要不可欠です】 
 
アクリル樹脂系アクリルウレタン系 アクリルシリコン樹脂系 フッ素樹脂系など コストパフォーマンスのバランスが良く、よく使われているのはアクリルシリコン樹脂系 塗料です。
 
ただしどの塗料を選んでも、仕上がりや寿命は家の状況、工程、施工技術 によって大きく左右されます。リフォーム業者からよく説明を受け、業者選びの段階か らじっくり時間を掛けましょう。

塗装リフォームが始まる前に

家の周りに足場が掛かり、業者さんの車も停まります。 ご近所へひと声掛けておくのを忘れずに。  
 
外壁塗装リフォームでは、家のまわりに足場を掛けます。 窓が開けられなくなる期間もありますので、 工事が始まる前に下記の準備を忘れずにしておきましょう。
 足場の邪魔になる植木鉢など、家の周りの整理整頓  工事が始まる前に、ご近所にひと声かけておく、工事中は窓が開けられなくなるので、不便はないか 要チェック。
 
工事中は、洗濯物が外干しできなくなるので、室内干し場所を確保します。

お得に塗装リフォーム

外壁が絡む工事と一緒に行う

浴室リフォームでも窓を大きくすれば、外壁工事がからむ。塗装リフォームと一緒にやれば効率的。  
 
室内のリフォームの中にも、外壁の補修が必要になるものがあり、それに伴って外壁の塗装も必要になります。  
 
例えば浴室やキッチンのリフォームで、窓を大きくしたり移動したりすれば窓まわりの補修が必要になり、換気扇 の位置をずらせば換気口まわりの補修が必要になります。  
 
他にも窓を移動させる間取り変更リフォームなど、外壁の補修が必要なリフォームはたくさんあります。そのような リフォームは、できるだけ外壁塗装リフォームの時期とあわせてやること!それがムダな二度手間を防いで、外壁 をキレイに仕上げるコツです。

足場をかける工事と一緒に行う

外壁塗装リフォームの総費用が120万円なら、その中の約20万円が足場代。足場は有効活用しましょう。  
 
外壁塗装リフォームでは、2階建てならほとんどの場合足場を掛けます。足場は安全と工事スピード、効率、 工事品質を保つために必要なものです。  
 
と言っても、この足場費用は、20万円前後と意外と高額です。どうせ掛けるなら、足場つながりの工事をま とめてやって、有効活用しましょう。   
 
例えば、2階の窓の位置の変更、高所の雨戸や面格子の交換、雨樋の交換や掃除など、足場が必要な工 事は意外とあります。

塗装工事で失敗しないために

その1:お家の外壁は定期的に点検・メンテナンスをしておくことが効率的にリフォームするコツです

外壁や内装などに、そろそろ痛みも出てきたので手直しをすることにした。 特に不都合もなかったので、いっぺんにまとめてやろうと18年間メンテナンスは一度もしてこなかった。 しかしいざリフォームが始まってみると、日当たりのいい南西の壁面には細かいヒビ割れがあり、スキマを埋めてある シーリング材は劣化して縮み、ヒビ割れも起きていることがわかった。   よく調べてみると、塗膜の劣化で水が浸入、内部に腐食が始まっていて、外壁の塗り替え費用の他に、補修費用として 木工事、左官工事などが必要となり、予定外の費用が発生するトラブルに見舞われてしまった。


解決!
モルタル壁は10年おき、サイディングのシーリングは5年~10年以内と、定期的にメンテナンスをするのが、効率的にリフォームをするコツです。
時期を逃してしまうと費用が倍増することも少なくありません。また外壁リフォームには足場を掛けますので、1回掛けたら有効活用するよう計画を立てましょう。


その2:訪問販売でその場で契約はしないことが肝心!3社は見積をして比較検討をしましょう

近所で外壁塗装リフォームをやっているという業者が訪ねてきて、今一緒にやれば安くできる、また角地で目立つので、宣伝用の看板を出させてくれれば半額で工事すると言う。    
営業マンの感じもいいのでその場で依頼した。それから数年後、下地が浮き上がり、状態が悪くなってきたのであわててリフォーム業者に電話したところ、電話は既に使われていないとのこと。  
近所の工務店に見てもらったところ粗悪な工事をされていたことがわかり、改めて塗装リフォームを依頼することになった。


解決!
訪問販売でその場での契約はしないことが大切です。 正式な見積書をもらい、同じ工事内容で他のリフォーム会社からも見積もりを取り、比較検討しましょう。


その3:塗装リフォームの開始前、業者の人が近所にあいさつ回りをしてくれるということだった。。。

その後、工事開始してしばらくして、近所の人たちが「塗装の臭いで洗濯物が干せない」と、陰で噂しているのを小耳にはさんでしまった。直接は何も言ってこないが、せっかくのリフォームなのに暗い気持ちになってしまった。
 

解決!
外壁塗装リフォームには、駐車問題、足場、臭い、人の出入りがありますので、近隣への配慮に関しては業者としっかり打ち合せを行い、近隣あいさつは自分でもまわるようにしましょう。
 


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